デジタル化への道 その5– Slack(社内チャットツール)

 slack(スラック)はビジネスチャットツールのひとつで、社内掲示板と社内メールの両方の機能をあわせ持つアプリです。
今まで社員間の主な連絡手段は電話とメールでしたが、このSlackというアプリを使い文字や写真や図面データをある特定の個人またはチームメンバー全員に送信できるようになったことで、時間や場所に制限されない、確実で円滑なコミュニケーションをとることが可能になります。

 使い方は意外と簡単です。それぞれのパソコンやスマホやタブレット端末などにこのアプリを入れ、会社のプラットフォーム空間(ワークスぺースといいます)を登録すると、同じワークスペース内の他の人と端末を通じて連絡がとれるようになります。いわばLINEのようなものです。

チャット:スマホやパソコンを使って
「1対1や複数人でリアルタイムに会話ができるサービス」の総称

メールと大きく違うメリットは
1、出先で撮影した写真を、すぐに相手に送ることができること
  (そしてそれを相手も出先から確認できること)
2、複数人に同時に共有できること
の2点だと私は感じています。

【ケース1】撮影した写真を相手に送信!
 これはiPadやスマホでSlackを使う場合に限りますが、撮影した写真に文字や線を書き込んで送ると、
相手にその場の状況や自分の考えがより明確に伝わります。

配管ルートの案を関係者に連絡

【ケース2】一斉に全員に連絡を送信!
 メールの場合、基本的に送信先は1人です。もしも他の誰かに同じ内容を同時に送信したいときは「CC機能」を使います。
一方でSlackは「チャット」のアプリケーションなので、1人がワークスペース内の複数人に対して、同時に同じ内容(文章・画像・ファイル等)を送ることできます。(通常は「@+相手名」で、その発言を”特に”誰に伝えたい事項なのかを示します。)
 あるグループを作りその中で会話をすれば、その内容はグループメンバー全員が見ることができますし、グループ内の複数人で一つの話題について議論をすることもできます。逆に、全員で共有する必要のない内容は個人間だけで会話をすることもできます。(これもグループLINE、個人LINEのようなものですね。)

受発注者間での情報共有にも使用できます。(グループで使用)

 メールはメールで使いつつ、チャットツールを併用することで、円滑かつスムーズなコミュニケーションを
電話やメールよりも「気軽に」とることができるのが、いいですね。
もっともっといろんな現場でみんなが使用できたらいいなあ。と感じるこの頃です(^^)